北海道で必要な断熱等級は?断熱性能に注目して暖かい住まいづくりを!

2024年12月18日

ookouchitakuya

大河内 琢久哉

札幌

こんにちは!ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店 大河内です。

冬の厳しい北海道では、断熱性の高い家を建てたいですよね。
断熱性能はさまざまな指標によって定義されていますが、今回はその中でも「断熱等級」について解説します。

住宅の断熱等級とはどんな指標で、北海道の住宅ではどのくらいを目指すべきなのか。
アメカジ工務店の断熱等級と断熱へのこだわりについてもお伝えします。



住宅の断熱等級とは?

断熱等級とは、国土交通省による「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」で規定される、住宅の断熱性能を示す等級です。
正式には「断熱等性能等級」といいます。

断熱等級は、住宅から熱が逃げる量を指す外皮平均熱貫流率(UA値)と、住宅に入る日射熱を指す平均日射熱取得率(ηAC値)により基準が設定されています。
地域や等級によってはηAC値の設定がないこともあり、基本的には断熱等級といえばUA値の基準になります。

もともと、断熱等級は1〜4までの等級がありましたが、2022年4月に等級5が、10月に等級6と7が新設され、現在は7段階の基準があります。

等級4は1999年に設定された次世代省エネ基準、等級5はZEH住宅に相当する断熱性です。
2025年には等級4が廃止、2030年には等級5が廃止される予定で、将来的にはZEH住宅に相当する等級5が最低基準として義務化されることになっています。

なお、等級6はZEH水準を超える基準で当面の目標数値、等級7はカーボンニュートラルの実現や技術革新を促す意味も踏まえた2050年までの長期誘導目標とされています。

北海道では断熱等級はどれくらい必要?

冬の寒さが厳しい北海道では、快適に暮らすためにも住宅の断熱性は重要なポイント。
北海道の住宅では、断熱等級は6以上が望ましいと考えられています。

断熱等級の基準となるUA値は地域によって異なり、北海道の場合は、断熱等級5でUA値は0.40、等級6で0.28、等級7で0.20となります。

断熱等級6を実現するには、例えばこんな断熱仕様が施されますよ。

  • 天井:吹込み用グラスウール18K 400mm
  • 外壁:(内側)高性能グラスウール16K 105mm、(外側)100mm
  • 床:(内側)押出法ポリスチレンフォーム3種 75mm、(外側)高性能グラスウール16K 100mm
  • 窓:樹脂製サッシ、ダブルLow-E三層複層ガラス(G9)

※国土交通省「住宅の品質確保の促進等に関する法律に基づく住宅性能表示制度におけるZEH水準を上回る等級について」より

断熱性能が良ければ暖房効率も良くなるため、冬の暖房にかかる光熱費も大きく抑えることができます。
断熱等級6を目指すことで、光熱費を抑えながら快適に暮らせる家づくりができるのです。

断熱性能の高い高品質な住宅を建設するのはコストがかかりますが、快適に暮らせる上に光熱費を抑えられますので、長期的にはメリットが大きいのではないでしょうか。

なお、間取りによって、寒さを感じやすいケースもあります。
そんなときは断熱対策をしっかり施すことで、間取りの自由度も高まり、希望間取りが実現できますよ!

こちらのコラムではインナーガレージや土間リビングなどの断熱対策についても解説していますので、ぜひご覧ください。
ガレージの上に部屋をつくるのは可能?寒さ対策や間取り事例を紹介
土間リビングは寒い?メリット・デメリットを踏まえて失敗のない空間に

アメカジ工務店の家は断熱性能等級6を取得!


アメカジ工務店は、家族が安心して長く住み続けられるように快適性を追及!
断熱+省エネによって年間に消費するエネルギーを20%以上削減できる断熱性能等級5を有する基準「ZEHオリエンテッド」を標準仕様でクリアしています。

断熱性等級は6を取得し、UA値は0.27と、寒冷地のZEH基準値である0.4の約1.8倍!
住宅の気密性を表すC値についても0.3と、国が定めていた次世代エネルギー基準(2.0)の約7倍です。

建物を断熱材ですっぽり覆う外張断熱と充填断熱のダブル断熱、コンクリート基礎を断熱材で内側と外側から挟み込む基礎断熱を設置。
窓には高性能トリプルガラスなど、高品質の断熱・気密施工で、夏は涼しく、冬は暖かい快適な家を実現します。

北海道の家は断熱等級6を目指そう!

北海道の家づくりでは、厳しい冬にも快適に過ごすためにも高い断熱性が求められます。
住宅の断熱性能を示す指標である断熱等級は、現在は7等級に分類。
等級5はZEH住宅に相当する断熱性能ですが、2030年には等級5が最低基準となる予定です。

寒冷地である北海道では、断熱等級6以上が望ましいとされています。
断熱性能の高い高品質な住宅を建設するのはコストがかかりますが、快適で暮らせて光熱費も抑えられる断熱性の高い住宅は、長期的にはメリットが大きいでしょう。

アメカジ工務店では、標準仕様でZEHオリエンテッド基準をクリアし断熱等級6を取得。
外壁や窓、基礎などに高品質の断熱材や断熱施工を施し、快適に暮らせる家づくりに取り組んでいます。

アメカジ工務店では、土間のある家やガレージハウスなど、楽しく暮らす一戸建てをご提案しています。
土間やガレージハウスで趣味を楽しむ施工事例も豊富にご用意していますよ。

ご家族で趣味や遊びをとことん楽しめる家をご検討中なら、ぜひアメカジ工務店にご相談くださいね!


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ookouchitakuya

札幌/マネージャー

大河内 琢久哉

美味しそうなグミを見つけては食べてみるのが趣味です! 個人的な1位はHARIBO!硬さが好きです!

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