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こんにちは！ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店 泉です。

住まいの間取りは暮らしやすさを大きく左右する重要なポイント。
特に狭小地や住宅密集地で人気の間取り、ビルトインガレージと2階リビングの組み合わせをご存じでしょうか？

今回は、ビルトインガレージと2階リビングを組み合わせた間取りの魅力について詳しくご紹介します。
実は、設計時の工夫次第で想像以上に快適な暮らしが実現できるんです！

このコラムを参考に、理想の住まいづくりの参考にしていただければうれしいです。

ビルトインガレージと2階リビングの組み合わせが良い！メリットは？

ビルトインガレージとは、建物に組み込まれたガレージのことを指します。
限られた敷地でもガレージを確保できるのが魅力で、狭小地や都市部で人気の間取りの一つ。
室内からガレージへ直接アクセスできるので、雨や雪の日でも濡れずに室内へ移動できるのも便利ですよ。

ビルドインガレージで1階部分の居住スペースが少なくなる分、リビングを2階に配置する「2階リビング」という間取りと組み合わせることが多いです。

2階リビングは周りを建物に囲まれることが少ないので、「リビングからの眺望が良い」「日当たりや風通しを確保しやすい」というメリットがあります。
さらに、外の通行人からの目線も届きにくく、プライバシーが守りやすい点もメリットでしょう。

ガレージの上をバルコニーとして活用し、リビングから出入りできるようにする間取りも人気です。

このように、それぞれメリットのある「ビルトインガレージ」と「2階リビング」。
この2つの組み合わせから生まれる相乗効果を見ていきましょう。

敷地を最大限に活用できる

ビルトインガレージは、都市部や住宅密集地などの限られた敷地でもガレージを確保できる間取り。
さらにリビングを2階に配置することによって広いリビングスペースを確保でき、駐車スペースと生活スペースの両方をしっかり確保できるというメリットがあります。

特に、敷地面積に対する建築面積の割合「建ぺい率」の制限が厳しい敷地では有効です。
平屋では難しいガレージとリビングの両立も、それぞれを上下に配置することで実現できます。

車の排ガスや騒音がリビングに届かない

1階にビルトインガレージ、2階にリビングを配置することで、車の排ガスや出入りの際の騒音がリビングに直接影響することを防げます。
2階リビングの良好な日当たりや風通しも、車の排ガスや騒音を気にせずに窓を開けて楽しみやすいです。

生活動線や家事動線が効率化される

ビルトインガレージでは買い物帰りにガレージから直接室内に移動できるのが便利！
また、2階リビングにあわせてダイニングキッチン、浴室、ランドリールームも2階に配置すると家事動線がコンパクトにまとまります。

リビングから直接バルコニーに出られれば、洗濯物を干すために階段を上り下りする手間もありません。

構造的に安定する

建物の1階部分は上階を支えて地震の揺れに耐える耐力壁が必要です。
しかし、広いスペースを確保したいリビングは、壁や柱が少なくなりがち。
そこで、リビングを2階に、個室を1階に配置するという2階リビングの間取りにすれば、1階部分の壁が増え、構造上安定した住まいを実現できます。

ビルトインガレージも広いスペースですので、2階リビングで構造上弱くなりがちな広い空間を上下に分散し、1階に個室を増やすことで、建物全体のバランスが取りやすくなります。

ビルトインガレージ×2階リビング住宅のデメリット・注意点

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ビルトインガレージと2階リビングの組み合わせには多くのメリットがありますが、
実際に住んでからの後悔を防ぐために、デメリットや注意点への対策も考えておくことが大切です。

階段の上り下りが増える

リビングを2階に配置すると、日常生活のさまざまな場面で階段の上り下りが必要になります。
ゴミ出しや宅配便の受け取り、買い物後の荷物の運搬などが負担に感じる可能性があります。

小さなお子さまや高齢の方、足腰に不安のある方にとっては負担が大きいかもしれません。

階段の勾配を緩やかにする、手すりを設置する、滑りづらい床材を使用するなどの工夫のほか、将来的なリフォームも視野に入れた家づくりを計画すると安心です。

防犯面の不安がある

2階リビングでくつろいでいると、1階ガレージや玄関周りの気配が感じにくいです。
そのため、不審者の侵入にも気づきにくいという防犯上の不安があります。

ビルトインガレージと2階リビングの間の音や気配の伝わりにくさは、便利さと裏腹のデメリットとなりえます。

1階の玄関やガレージにセンサーライトや防犯カメラを設置するなどの対策を考えましょう。

夏の暑さ・冬の寒さが伝わりやすい

ビルトインガレージの上に位置する2階リビングは、季節による温度変化の影響を受けやすくなります。
夏場はガレージからの熱気に加え、屋根からの熱も影響して暑くなりやすく、冬は床下のガレージからの冷気が伝わりやすい傾向があります。

特に断熱性能が不十分だと、エアコンの効率が悪くなり光熱費の増加にもつながるため、しっかりとした断熱対策を計画することが大切です。

後悔のない住まいづくりには、事前の計画や対策が大切です。
こちらのコラムではビルドインガレージの後悔しやすいポイントとその対策をご紹介していますのであわせてご覧ください。
ビルトインガレージで後悔しやすいポイントは？対策も解説！

ビルトインガレージ×2階リビング住宅の事例を紹介！

アメカジ工務店が実際に手がけた、ビルトインガレージ×2階リビングの施工事例をご紹介します！

アメカジ工務店初！土地を有効活用したフロントガレージの家

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約70坪という限られた敷地で、家族の暮らしやすさと趣味空間を両立させた住まいです。
1階のガレージは全面オレンジ色という大胆なカラーで個性を表現し、キャンプ用品やアウトドア趣味の収納にも対応。
趣味の拠点としてのガレージ空間が見事に実現されています。

16畳の広々としたLDKは2階に配置し、そこからガレージの真上となる大型バルコニーにも直接アクセス可能です。
開放的なバルコニーは、洗濯物干し場としてはもちろん、BBQやプール遊びができるアウトドアリビングの役割も果たします。

LDK、ユーティリティ、ホールは回遊動線にして家事動線も便利です。
寝室と子ども部屋は1階に配置し、プライバシーと静かな睡眠環境を確保しています。

ガレージの上に部屋を作る際のポイントや事例については、こちらのコラムでも詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
ガレージの上に部屋をつくるのは可能？寒さ対策や間取り事例を紹介

ビルトインガレージと2階リビングの組み合わせで理想の住まいに！

ビルトインガレージと2階リビングの組み合わせは、限られた敷地を最大限に活用しながら快適な暮らしを実現できる間取りです。

車の排ガスや騒音がリビングに届きにくい、家事動線が効率化される、構造的に安定するといったメリットがあります。
一方で、階段の上り下りが増える、防犯面での不安がある、暑さ・寒さの影響を受けやすいといったデメリットも存在します。

住まい選びは長期的な視点が大切です。
ライフスタイルや家族構成を考慮しながら、メリットとデメリットを十分に理解した上で、後悔のない住まいづくりを進めましょう。

アメカジ工務店では、土間のある家やガレージハウスなど、楽しく暮らす一戸建てをご提案しています。
ガレージハウスの素敵な施工事例もたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

ご家族で趣味や遊びをとことん楽しめる家をご検討中なら、アメカジ工務店が理想の住まいづくりをサポートします！