土間収納の広さはどのくらいが良い? 土間収納を作る際のポイントも確認

2022年2月16日

awahidetaka

安和 英剛

札幌

こんにちは!ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店 安和です。

広い土間収納は収納力も高いですが、上手に活用するためには広ければ広いほど良いとは限りません。
では、土間収納の広さはどのくらいが良いのでしょうか?

今回のコラムでは、広さを含め、土間収納を作る際に押さえておきたいポイントを紹介します。
土間収納のメリット、デメリットも理解して、使いやすく便利な土間収納を作りましょう。


土間収納とは?メリット・デメリットも確認!

土間収納とは、室内でも床を貼らずに土足で活動できる空間「土間」に作る大容量の収納のことです。
もっともよくある「土間」は玄関の靴を履く部分ですので、土間収納も玄関に作るのが一般的。

土間収納は、収納力が高くいろいろなものをたっぷり収納でき、玄関周りをすっきりさせられることがメリットです。

外とつながる土足スペースなので、外で使っているものや室内に持っていきたくないものを保管するのにも適しています。
たとえばベビーカーや自転車、ガーデニング用品といった土や砂などで汚れやすいもの、アウトドア用品やスポーツ用品など、かさばるものも十分に収納できます。

土間収納が砂や泥で汚れてしまったとしても、ほうきなどで簡単に掃除ができるのもうれしいポイント。

また、玄関にあるためコートや帽子、長靴、傘などを収納して、外出時に身支度をする場所に使えるほか、帰宅時に濡れたものを一時置きする場所としても使えます。

アメカジ工務店のオーナー様の場合は、土間収納に趣味の道具やスニーカーといったコレクションをディスプレイするための棚を設置される方が多いです。
あえて扉をつけずに「見せる(魅せる)収納」にすることで、おしゃれなだけではなく、使い勝手の良い空間になりますよ。

オーナー様の事例もぜひ参考にしてみてくださいね!
広々とした土間で、趣味に没頭する家

一方、土間収納のデメリットは、設置スペースと設置コストがかかることです。
限られた敷地での家づくりなら、土間収納を作った分、玄関や生活スペースが圧迫されることがあります。

「便利な暮らしのために土間収納を作ったけれど、玄関が狭くなって使いにくくなってしまった」ということのないように注意しましょう。


昔の日本家屋によくあった土間ですが、最近はまた土間のある暮らしが再注目されています。

アメカジ工務店でも、土間の多彩な使い方を提案していますよ。
下記コラムでも、土間の魅力や便利な使い方などをご紹介していますのでぜひご覧ください。
土間とは?メリット・デメリット、知っておきたいポイントもご紹介
土間の使い方は自由自在!便利な活用法や注意点もご紹介

土間収納の広さはどのくらいが良い?

一般的に、土間収納は1~2畳程度の広さがあれば十分活用できます。

「収納はとにかく広くしたい!」と思いがちですが、何でも入れる物置のようになってしまっては必要なものを取り出しにくく使い勝手が悪くなってしまいます。
活用しきれない収納スペースのせいで玄関が狭く使いづらくなってしまっては、本末転倒です。

使いやすい土間収納の広さを決めるためには、何を収納するのか決めて、収納物の大きさによって広さを考えることが大切です。

たとえば、ベビーカーやかさばるスポーツ用品などを収納するなら、幅・奥行きはそれぞれ1.5~2mほどあると余裕があります。
シューズボックスをメインにしたいなら、シューズボックスの奥行きは40cm程が適切といわれています。

奥行きは深い方が収納力があるように思いますが、収納物の手前や奥のスペースが空いてムダになってしまいます。
一方、幅に関しては「収納したいもの+50cm」の幅があると、スムーズに取り出すことができますよ。

また、人が通るスペースの確保もお忘れなく。
1人が通るスペースなら60cm程度、作業場所のように使ったり2人がすれ違ったりするためには110~120cm程度の通路スペースを確保しておきたいものです。

土間収納を作る際のポイントは?あると便利な設備もご紹介


土間収納を作る際には、収納するものを具体的に想定して、それに合わせた広さを確保するのが大切なポイントです。
狭くてはもちろん、広すぎても活用しづらい土間収納になってしまいます。
何を収納してどのように活用するのか具体的に考えることで、必要な広さや棚、設備などが見えてくるでしょう。

また、こんな設備や工夫を施すとさらに使いやすくなりますよ。

換気設備

外で使うものや靴などを収納して閉めきった状態にしていると、カビが生えてしまう心配があります。
換気口や換気扇を設置して、湿気対策を施しましょう。

出入口は広く、引き戸が便利

収納物に合わせて出入口を広くしておくと、大きなものも出し入れしやすいです。
目隠しやにおい対策としてドアを付けると良いですが、開閉にスペースをとらない引き戸タイプがおすすめです。

棚は可動式が便利

将来的に収納するものが変わっても対応できるよう、可動式の棚がおすすめです。
家族のライフスタイルが変化することで収納するものも変わってきます。

照明

収納があれば、収納したものを探したり中で作業をしたりするのに便利です。
明かり取りの小窓だと、収納しているものが日焼けする心配があるので、照明をおすすめします。

コンセント

土間収納の中で掃除機を使ったり、電動自転車を充電したりするのに便利です。
床がぬれていると危険なので、コンセントは高い位置に設置すると良いでしょう。

土間収納の広さは収納するものや活用方法から決めよう!

土間収納は、おもに玄関横の土間に作る収納スペースのこと。

収納力が高くて玄関をすっきり片付けられること、外で使うものを室内に持ち込まず片づけられることなどがメリットです。
ただし、土間収納を作った分、玄関スペースが圧迫されることもあるのでご注意を。

土間収納は広ければ広いほど良いという訳ではなく、一般的には1~2畳程度の広さで十分に活用できます。
何を収納するのか、どう活用するのかを具体的に考えることで、必要な広さを決めることができますよ。

湿気対策の換気設備や、照明やコンセントなどを付けたりして、便利に活用できる土間収納を作りましょう!


アメカジ工務店では、土間のある家やガレージハウスなど、楽しく暮らす一戸建てをご提案しています。
また、人気の間取りとプロによるコーディネート、そして100万円分のオプションのついた「コンプリートプラン」もご案内中です!

ご家族で趣味や遊びをとことん楽しめるお家をご検討中なら、ぜひアメカジ工務店にご相談くださいね!


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awahidetaka

札幌/マネージャー

安和 英剛

趣味は料理!休日に家族全員の朝~晩御飯作ります! それと、フルマラソン走れちゃいます!マイホームにバスケットゴール設置、日々汗流してます!スポーツの後のビールが大好きです!

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