マイホームの予算の決め方とは?予算目安や注意点などを紹介

2024年1月11日

awahidetaka

安和 英剛

札幌

こんにちは!ガレージハウス・土間のある家をご提案するアメカジ工務店  安和です。

マイホームを建てるときに気になるのはやはり予算のこと。
理想の家を建てたくても予算には限りがありますし、収入に見合わない額の住宅ローンを組むと返済が大変になってしまいます。

そこで今回のコラムでは、マイホームの予算の決め方を解説。
収入や月々の返済額から予算を計算する方法や、頭金の考え方のほか、住宅購入費の全国平均もご紹介します。
しっかり情報収集をして資金計画を立て、無理のないマイホーム購入を進めましょう!



マイホームの予算の決め方とは?

マイホームの購入では住宅ローンを使うケースが多いので、予算と住宅ローン借入額は切っても切れない関係。
そのため、マイホームの予算は「住宅ローンの借り入れ可能額+諸費用などの自己資金」で考えます。

それを踏まえた上で、マイホームの予算の決め方には主に以下の2つの考え方があります。

  1. 収入から予算を決める
  2. 毎月のローン返済額から予算を決める

それぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。

決め方①年収から予算を決める方法

無理のない住宅購入予算は、年収の7~8倍程度といわれています。
例えば、年収500万円なら3,500万~4,000万円、年収600万円なら4,200万~4,800万円で、これが年収から考える予算です。

フラット35を提供している住宅金融支援機構のホームページでは、年収から借入可能額のシミュレーションができますよ。

こちらのシミュレーションによると年収500万円の場合は4,492万円、年収600万円の場合は5,390万円が借入可能額となります。
※金利1.87%、返済期間35年、元利均等式、ボーナス返済なしで計算

なお、マイホーム購入では、住宅ローンの融資とは別に頭金や諸費用などを自己資金で用意しなくてはいけません。
そのため、購入価格から用意できる自己資金を差し引いた額が、必要な借入額となります。

決め方②毎月の返済額から予算を決める方法

無理のない住宅ローンの返済額は、一般的に返済負担率25%以下といわれています。
返済負担率とは、年収に占めるローンの年間返済額の割合のことです。
例えば、年収500万円なら年間返済額125万円・月々の返済額約10.5万円、年収600万円なら年間返済額150万円で月々の返済額約12.5万円という計算になります。

こちらも同様に、住宅金融支援機構のホームページで、毎月の返済額からの借入可能額シミュレーションが可能です。

シミュレーションによると、毎月返済額が10.5万円の場合は3,234万円、毎月返済額が12.5万円の場合は3,850万円が借入可能額となります。
※金利1.87%、返済期間35年、元利均等式、ボーナス返済なしで計算。

賃貸住宅に住んでいる人は、現在の家賃から月々の返済額をイメージしてみても良いでしょう。
現在家賃で8万円払っている場合、シミュレーションをすると借入可能額は2,464万円です。
※金利1.87%、返済期間35年、元利均等式、ボーナス返済なしで計算。

マイホームの予算目安を紹介

マイホームの建築・購入予算は、実際どのくらいの金額なのでしょうか。

住宅金融支援機構による「2022年度 フラット35利用者調査」から、フラット35を利用して住宅を購入した人の所要資金(全国平均)は以下の通りです。

  • 土地付き注文住宅:4,694万円
  • 注文住宅:3,717万円
  • 建売住宅:3,719万円
  • マンション:4,848万円
  • 中古戸建:2,704万円
  • 中古マンション:3,157万円

自分の年収や返済負担額からイメージする予算と比べてどうでしょうか?
なお、所要資金は年々上がっており、2021年と比較すると土地付き注文住宅は+239万円、注文住宅は+145万円、マンションは+320万円もアップしています。

人件費や燃料費、資材費アップがその理由で、今後もしばらくは値上がり・高止まりの状況が続くことが予想されています。
マイホームの購入を焦って進めるのはよくありませんが、もし「いつかはマイホームを買いたい」と考えているなら、早めに検討を始めることをおすすめします。


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マイホームの頭金の予算はどう考える?


頭金とは、住宅ローンでマイホームを購入する際に、融資に含めずに自己資金で支払うお金です。
頭金をどのくらい用意できるかは家庭の状況にもよりますが、住宅購入費の10~20%を頭金として用意しているケースが多いようです。

頭金を多く支払うほど住宅ローンの借入総額を減らせるので、住宅ローンの返済負担や金利負担が減らせるというメリットがあります。

ただし、預貯金の大半を頭金につぎ込んでしまうのはおすすめできません。
引越し費用やマイホーム購入・契約に関する諸費用が必要なのはもちろん、生活費や万が一への備えのために一定の資金を確保しておくことは必要です。


なお、超低金利が長く続いたこともあり、「金利負担が少ないので、頭金を貯めるよりも早く住宅ローンを組んでしまったほうが良い」という考え方もあります。
頭金ゼロで住宅ローンを組むフルローンという選択肢もありますよ。

ただし、フルローンだと借入金額が高額になるので、ローン審査が厳しくなり、返済負担も大きくなるというデメリットがあることも、あわせて覚えておきましょう。

また、マイホームの建設には、建設費用とは別に契約における手付金や手数料、税金など、現金で用意しなくてはいけない費用(諸経費)があります。
金融機関によっては、これらの諸経費を住宅ローンに含められないこともあり、その場合には仮にフルローンだとしても諸経費分の自己資金は現金で準備が必要です。

マイホーム予算の決め方は収入や返済額から!無理のない資金計画を

マイホームの予算の決め方は、主に「①収入から決める」「②返済額から決める」の2パターン。

無理のない予算として、収入の7~8倍、返済負担率25%以下が一つの目安とされています。
状況は家庭によっても異なりますので、それぞれシミュレーションなどをしながら具体的な予算を決めていきましょう。

住宅金融支援機構の調査によると、2022年の住宅購入費の全国平均は、土地付き注文住宅が4,694万円、注文住宅が3,717万円。
価格が年々上昇しているため、「いずれマイホームを購入したい」と思っているなら早めに検討を始めることをおすすめします。

なお、住宅ローンを組む際には、頭金や諸経費などで現金資金の準備も必要です。
頭金は住宅購入価格の10~20%が目安。
頭金なしで住宅ローンを組むフルローンという選択肢もありますが、借入総額や返済負担も増えますので、慎重に検討してくださいね。

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awahidetaka

札幌/マネージャー

安和 英剛

趣味は料理!休日に家族全員の朝~晩御飯作ります! それと、フルマラソン走れちゃいます!マイホームにバスケットゴール設置、日々汗流してます!スポーツの後のビールが大好きです!

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